主要厩舎勝負調教パターンデータベース

田村康仁厩舎(美浦)

20勝を挙げれば一流とされる中で1998年の開業以降何度も20勝以上を挙げている田村康仁厩舎。よほど間隔が詰まっていなければ最終追い切りでもしっかり負荷を掛ける厩舎だけに1週前、直前ともに馬なり程度の追い切りの場合は状態面を疑った方が良さそうです。今回は自身も最高の仕上げと自負するレッドアゲートの2008年フローラ賞と過去の管理馬ニシノラッシュから【鉄板調教】を探って行きます。

4月23(水)美P良 67.3-52.8-39.0-12.1(馬なり)
内ホウキボシ馬也を5Fで0秒7追走3F併せで併入

4月16日(水)美P良 66.1-50.9-37.1-12.4(一杯)

4月11日(金)美P良 67.3-52.2-38.3-12.0(馬なり)
外マチカネオオバン一杯と5F併せで0秒6先着

4月6日(日)美P良 42.8-12.6

これが師も自画自賛したレッドアゲートの追い切り。1週前にしっかり負荷を掛け、直前も馬なりながら好タイムをマークしているように調子と調教が完全に噛み合った好内容。しかし、タイムが早ければいい訳ではなく

5月21日(水)美P 66.4-51.9-38.6-11.8(馬なり)

上記は好調時よりもタイムがいいにも関わらず6着に敗れたオークスのもの。相手関係はあるが、この場合はこの稽古前に仕上がってしまい、レース前に下降線を向かえたといえるでしょう。

続いて2015年のクロッカスSを勝った時のニシノラッシュの調教

1月28日(水)南W重 68.9-53.4-38.5-12.6(馬なり)
外ダンディーソル強めと5F併せで併入

1月21日(水)南W良 67.6-52.6-38.1-12.4(一杯)
外トゥルッリ強めと5F併せで0秒2先着

コースは違えど1週前に一杯、直前は馬なりで好時計は同じ。これが田村康仁厩舎の【鉄板調教】という事になります。これらを加味し、近年の好走パターンを合わせると

「1週前は南Wで強め以上、尚且つ5F69秒以内で終いは12秒中盤。最終追い切りは馬なりで1週前に近い時計を出す事」

となります。先述の通り、稽古で自身の1番時計を出すような時はレース前までの気配を加味し取捨を選択した方がいいでしょう。また例外はありますが、1週前、最終追い切り共に一杯追いだった場合は仕上がり途上の可能性があるので注意が必要です。

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