重賞全頭診断【桜花賞】

NEW2021.04.08 更新
【単勝人気別成績(過去10年)】

2人気【5.3.0.2】が勝率50%の高い数字を残しており、活躍が目立っている。1人気【1.3.1.5】は勝ち切れないレースが続いているが、複勝率40%はまずまずの数字。また、3人気【1.1.3.5】も複勝率50%を記録しており、半数が馬券に絡んでいる。一方で10人気以下【0.0.1.87】は好走したケースが少ない。人気馬が活躍しやすいレースと言えるだろう。

【産駒別成績(過去10年)】

ディープインパクト産駒【5.4.2.28】が圧倒的な成績を残している。それに続くのはダイワメジャー産駒【1.2.1.12】。一方でクロフネ産駒【0.1.0.10】はあまり結果を残せておらず、出走頭数を考えると寂しい結果となっている。

【前走別成績(過去10年)】

前走チューリップ賞組【5.7.6.28】が好走しているケースが多い。一方で前走フィリーズR組【1.0.2.53】は物足りない成績となっている。前走阪神JF組【0.1.0.3】は出走頭数が少ないが、馬券圏内を確保しているケースがあるため、大幅なマイナス材料にはならないだろう。

【枠番別成績(過去10年)】

最多勝は4枠【3.1.0.16】と5枠【3.0.4.13】の3勝となっており、中枠が最も結果を残している。連対数で見ると、7枠【2.2.1.25】と8枠【1.3.1.25】が先ほど触れた2つの枠と同等の数字を記録。一方、1枠【0.1.1.17】と2枠【0.0.2.17】が結果を残せておらず、内枠は割引が必要だろう。

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全頭調教診断担当:TCR栗東時計班

■アカイトリノムスメ

追い日は4週続けてウッドで併せ馬。質、量ともに十分過ぎるほど乗り込んだ。1週前に横山武騎手を乗せて5F66秒9-1F12秒3。この1本でほぼ仕上がっていたが、直前も5F67秒1-1F12秒5。僚馬を4馬身追い掛けたが、直線は重心を沈めていつでも抜け出せる勢い。走る気に満ちあふれており、馬体も研ぎ澄まされた状態。文句なしだ。

■アールドヴィーヴル

坂路で単走。勢いはあるが乗り手が制御に苦労している感じがある。前脚は高く上がり、フットワークはなかなか。残り1F付近でフットワークが乱れたが、これは建造物の影に物見をしたか。全体的には悪くなかった。

■エリザベスタワー

坂路で単走。活気はあるが、ややふわふわした感じ。残り250m付近から次第にフォームは落ち着いてきたが、それでも頭がやや高く見える。ただ、最後の150mはいい。姿勢も良くなり、パワーをしっかりと推進力に替えている。

■エンスージアズム
CWコースで併せ馬。先行して冷静に僚馬を待つあたりに余裕が感じられた。手前もサッと替えて力みなし。ちなみに相手は手前をスムーズに替えていなかった。多少追われてスピードアップし、相手が追いつくのを待つだけの余裕もあった。全力を出せば、悠々と先着していたはずで、能力を見せつけた感じがあった。

■ククナ
1週前はウッドで5F66秒7-1F12秒5。手応え優勢の伸びを見せたが、今週の坂路が案外。ゴール前は手応えが甘くなって、相手に食らい付くのがやっと。稽古は動くタイプだけに、物足りなかった。

■サトノレイナス

3月17日にはアカイトリノムスメとの豪華な併せ馬。その後はメキメキと状態を上げて、1週前はC.ルメール騎手を背に5F64秒3-1F12秒0。余裕の先着。今週はオーバーワークを避けるようにじっくりと構えたが、ゴール前の伸びは威力満点。気持ちも入っており、態勢に抜かりはない。

■シゲルピンクルビー

坂路で併せ馬。完歩が大きいためか、荒れた馬場に脚を取られて推進力に欠けた走りになっている。ただ、それでも前に出たのは潜在能力の高さの証明。僚馬とぶつかったりもしたが先着したことは評価していい。

■ジネストラ

ポリトラックで単走。頭を上げて、フワフワとした走り。集中力を欠いた走りで、前回のような鋭さは感じられなかった。

■ストゥーティ
坂路で併せ馬。脚さばきには活気があって悪くないが首が上がってしまって力が逃げてしまっている。パートナーから離れてしまっているあたり、相手を意識する余裕もなさそうだ。かき込むようなフットワークには迫力があるだけに惜しい。

■ストライプ

坂路で併せ馬。並んでからは負けん気の強さを出して、馬なりのままグイグイと加速。最後まで手応えに余裕を持ったまま、しっかりと伸びきった。4F51秒9-1F12秒5。前回よりもスピード感が増している。

■ソダシ

坂路で併せ馬。2歳の頃とは印象が一変した。ふわふわした感じがなくなり、いい意味での重量感が出た。と言っても重苦しいわけではなく、蹴りが力強くなった印象。かき込みは2歳時からスピーディーで、良さを残しつつ、進化したイメージだ。オッと思ったのは前に出てから、再度手前を替えたところ。闘争心を持続し続けた。気持ちの強さは相変わらずだ。

■ソングライン
池添騎手を背にウッドで併せ馬。並ぶまでの脚が速く、1Fでは先に前へ出てしまうほど。食らい付く相手を待ちながら、最後まで集中力を切らさず、真っすぐ伸びきった。身のこなしの柔らかさ、ピカピカの毛ヅヤと、状態の良さが目立つ。

■ファインルージュ

2頭の間に入れてプレッシャを掛けたが、追い掛けた馬の追撃を許さず、また先行馬にはゴール前できっちりと前へ出た。数字以上の切れがあり、ひと追いごとの良化は顕著。馬体もひとまわり大きくなって、気配は前走以上。

■ブルーバード
柴田大騎手を背に単走。脚の出のバランスが悪く、力強さを欠くフットワーク。順調に乗ってはきたが、大きな変わり身は見込めない。

■ホウオウイクセル
前走後の初時計。丸田騎手を背に併せ馬。前脚を強く叩きつける走りで、ゴール前も手応えに余裕を持ったままきっちりと伸びきった。4F55秒6-1F12秒9。数字以上のスピード、活気があり、体の張り、毛ヅヤもキープ。いい状態で臨めそうだ。

■ミニーアイル
坂路で単走。ウッドチップを荒々しく飛ばし、フットワークには迫力があるが、ちょっと夢中になりすぎ。走りたくて仕方がないことは悪くないがもう少し制御したい。最後はバテとの闘いになってしまった。

■メイケイエール

CWコースで併せ馬。やはり、走りに夢中になってしまっている。ただ、直線で並んだところで落ち着いた。遠くをつかむフットワークも悪くない。クロス鼻革はやめた様子だが、それでも最後は制御できた。陣営が手の内に入れかけている感じはある。

■ヨカヨカ
唯一の木曜追いは坂路単走。序盤から大きなストライドで終いをサッと伸ばす程度。時計はエラーで計測出来なかったが軽快なフットワークで前走2着の状態をキープしている印象。九州産馬の力がどこまで通用するか、無欲の挑戦に期待。

[関連リンク]
▼水曜調教速報「桜花賞」
 

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