重賞全頭診断【日経新春杯】

NEW2021.01.14 更新
【単勝人気別成績(過去10年)】

1人気【4.3.1.2】と高い好走率を誇っている。2人気【4.1.0.5】も半数が連対を果たしており、上位人気2頭が結果を残していると言える。3人気【0.2.1.7】と4人気【0.1.4.5】も勝ち鞍こそないが、馬券圏内が合計で8回。人気サイドでの決着になることが多いと言える。

【前走別成績(過去10年)】

前走菊花賞組【3.0.0.6】と前走有馬記念組【2.0.1.4】と前走GI組の活躍が目立っている。その一方で前走条件戦組【3.5.3.22】から好走しているケースも多い。重賞での実績がなくても好走できるのはハンデ戦ならではの傾向と言えるだろう。

【斤量別成績(過去10年)】

斤量55キロ【4,2,1,22】と最も結果を残している。それに続くのが斤量56キロ【1,5,3,20】。一方で斤量57キロ以上【1.0.2.14】はあまり結果を残せていない。ハンデ戦だけに重い斤量の馬を実績ほどの信頼は置けない。

【年齢別成績(過去10年)】

4歳馬【8.4.1.20】と圧倒的な成績を残している。5歳馬【1.4.4.24】と勝ち鞍こそ少ないが、2,3着回数は多い。7歳馬以上【0.0.0.41】は結果を残せておらず、高齢馬には厳しいレースと言える。

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全頭調教診断担当:TCR栗東時計班

■アドマイヤビルゴ
坂路で単走。体つきのバランスが良く、楽そうに走っていることが見て取れる。道中、気合を入れられたところで手前を替えてグッとスピードを上げたが、このように走りにメリハリを意識的につけられる馬は強い。走るべきタイミングが分かっている。これなら目下の勝負強さにも納得できるというものだ。大きな完歩でスピードを感じさせないが、ラストは12秒台。文句はない。

■ヴェロックス
復権へ向けての最終追い切りはウッドコースでの3頭併せ。先行する3歳勢を楽な手応えで追走、直線を迎えて内に入ると中の僚馬に2馬身先着、外の僚馬とは併入だったが脚色は余裕十分。時計も82秒0-66秒6-51秒6-37秒7-12秒1。叩かれた上積みを確実に感じさせる軽快は動きだった。

■エアウィンザー
アルゼンチン共和国杯シンガリ負けから2カ月半ぶりの復帰戦。中間は障害練習を取り入れるなどして気分転換、不振脱出を目指してきた。6日にウッドコースで併せ馬。外の僚馬を6Fで0秒7追走、3F併せで0秒3先着と負荷を掛けて仕上がりは整った。今週は坂路単走で56秒2-40秒4-13秒0を馬なり。順調さをアピール。強敵相手にどこまで。

■クラージュゲリエ
ウッドコースで併せ馬の最終調整。外の僚馬を追いかける形で進んだが、相手もしぶとく最後まで差を縮めることなくゴールでは2馬身遅れでフィニッシュした。とはいえ、走りは最後まで余力を残した馬なりで時計的には過不足なく予定通りの調整。長期休養明けを2度叩いて体調は上向き。走り頃の“叩き3戦目"で怖いところだ。

■サトノインプレッサ
ウッドコースで単走。手前を替えるタイミングが絶妙で前脚も高く上がる。手綱越しに刺激を受けると、首をグッと下げてスピードを上げた。前向きさが伝わってくる。スピードを上げたところで緩め、反応を確認した程度。それでもラスト12秒台前半だから、評価していい。

■サトノソルタス
昨年末から熱心に併せ馬を消化してきた。1週前は3頭併せでキッチリと同入。今週は2馬身の追走から内に潜ったが、重心を低く構えたまま、真っすぐ伸びきった。長期休養明けを1度使ったことで、体がシャキッとしてフォームも素軽さアップ。仕上がりは前走以上だ。

■サンレイポケット
アルゼンチン共和国杯から2カ月半ぶりの実戦。3着した毎日王冠時に比べるとやや動きに物足りなさはあったが、それでも坂路をキビキビとした足取りで登坂。4F53秒2-12秒6と時計的にはまずまず。中京コースは2戦2勝の好相性に期待したいところ。

■ショウリュウイクゾ
3勝クラスからの格上挑戦で最後に滑り込み。坂路単走で51秒8-38秒2-12秒2を一杯でマーク。3カ月半ぶりながらじっくり乗り込まれており、馬体の張りもあり活気が戻ってきた。とはいえ厳しい戦は必至。

■ダイワキャグニー
中間も調教師が付きっ切りで調整。1週前はコースで追って、直前は坂路。輸送を考慮しながらも、稽古はバリバリと動いた。テンからハイラップを刻みながらも、ゴール前は追ってもうひと伸び。4F50秒9は坂路自己ベスト。馬体の張りも目立ち、いい状態に仕上がった。

■バレリオ
1週前はウッドでバタバタ。ただこの一本で仕上がりは上向き、今週は坂路で4F51秒8。体を大きく使えており、気合い乗りも目立つ。何とか間に合った。

■ミスディレクション
坂路で単走。外ラチ沿いをいいスピード感で上がった。後肢の蹴りが強く、ウッドチップもまずまず舞っている。ズルいタイプなのか、何度もムチを入れられたが気を抜く場面はなかった。

■ミスマンマミーア
CWコースで単走。前脚は高く上がるが、上に跳ね上がるような独特のフォーム。あまりスピードを感じさせないが、それでもラスト12秒5だから、それなりの速さを出せている。残り200mを切ってからは首の使い方も良くなった。

■レイホーロマンス
坂路で単走。四肢の動きは俊敏そのもの。非常にピッチが速い。胸前の動きも機敏でスピードを引き出す原動力となっている。やや突っ立った感じで重心が上にあるような感じだが、それでもスピードには乗った。

■レクセランス
1週前をウッドで併せ馬のハードメニューを消化し、日曜日にもウッドで時計をマークと入念な乗り込み。最終追い切りは西村淳騎手が手綱をとって坂路を単走。この日はサラッと流す感じだったが、それでも4F52秒3-12秒5と動きは軽快。菊花賞惨敗から3カ月ぶりの復帰戦。実力古馬相手にどこまで巻き返せるか。

■ロサグラウカ
1週前は3頭併せ。促して1F13秒0と反応がひと息。今週は先着を果たしたとはいえ、相手は稽古駆けしない馬。好調時はもう少しメリハリのある走りを見せていた。

■ワセダインブルー
月曜日に追って今週は軽め。予定通りとはいえ、フットワークは重く、さばきも硬め。出来はひと息。

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▼水曜調教速報「日経新春杯週」

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